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Where the interaction of electrons leads to unexpected phenomena.

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2025/10/29

中沢さん(D1)によるカゴメ格子金属の論文が Nature Communications に掲載されました。STM により報告されてきた「準粒子干渉(QPI)のキラリティ」の起源を理論的に解明しました。極めて希薄(<0.1%)な不純物が、Star-of-David 型電荷密度波(CDW)とループ電流秩序のもとで生じる Z3 ネマティシティとの関係により、QPI のキラリティ χZ = ±1 を生み出すことを示しました。さらに、弱い磁場でキラリティがネマティシティの変化を伴い連続的にスイッチし、その過程で磁場誘起ひずみが現れることを理論的に説明します。カゴメ金属における対称性破れ機構の理解を前進させる成果です。京大基研の田財助教との共同研究です。(研究業績

2025/8/25

カゴメ格子金属AV3Sb5 (A=Cs,Rb,K) の研究成果が Proc. Natl. Acad. Sci. USA に掲載されました。カゴメ格子金属で観測された、電流が一方向のみ流れやすい整流効果を有する量子相を解明する新原理を発見しました。この系で発現するループ電流相をスイッチング磁場により“反転”させることで、整流効果の極性が反転することを見出しました。京大基研の田財助教、東大工の森本准教授との共同研究です。(研究業績)(プレスリリース: 研究内容

2025/7/18

カゴメ格子金属AV3Sb5 (A=Cs,Rb,K) の研究成果が Communications Physics に掲載されました。東大物性研の芝内・橋本研、およびCNRS、ORNL、University of California、京都大学との共同研究です。2×2 の CDW 秩序パターンが Star-of-David か Tri-Hexagonal かの違いが、超伝導状態に顕著な違いをもたらしている事を、実験と理論の両面から明らかにしました。(研究業績

2025/6/18

高熱電材料 ReSTe の論文が Applied Physics Letters に掲載されました。東大物性研の岡本研究室および産総研のグループとの共同研究です。第一原理による電子状態解析で貢献しました。(研究業績

2025/4/15

東大物性研の岡本教授との共同研究で発見された、新しい超伝導ファミリーSc6MTe2に関する記事が固体物理に掲載されました。様々な遷移金属Mに対して超伝導が発現し、新しいd電子超伝導ファミリーを形成しています。(研究業績

2025/4/1

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