S研へようこそ

 我々の世界を構成する物質は、アボガドロ数程度の原子や電子から構成される多粒子系です。物質が織りなす豊かな物理現象を理解するためには、粒子間力を調べるだけでは不十分であり、多粒子系固有の新たな物理法則を解き明かす必要があります。典型例として、超伝導現象や相転移現象、自己組織化などが挙げられます。物性物理学とは、こうした多粒子系の基本性質を量子力学と統計力学を柱として解明する学問です。私たちの研究室では具体的に、

  1. 強相関電子系
  2. 低次元電子系
  3. 結晶成長と非平衡パターン形成

の分野の研究に取り組み、個々の現象の根底を貫く法則を明らかにすることにより普遍的な物理概念を構築し、さらには予言能力のある理論の創出を目指しています。